開催趣旨
「話したいときに話せる場をつくりたい」
私たちは、治療としてのオープンダイアローグ は提供できないけれど、ケアとしての対話の場、話したい時に話せる場をつくりたい、と思っています。
FLATでは、2023年1月から3月にリフレクティングチーム実践講座 を開催し、登録して頂いたリフレクティングチームメンバーと共に、4月から即時対応のオープンダイアローグ に取り組んでいます。
より多くの方の「いま、話したい」 に応えるため、連絡を頂いたらなるべく早く、その方のためのオープンダイアローグ を開くしくみとして「ぺんぎんCafe」(即時対応のオープンダイアローグ)をはじめました。
私たちは、さらなる依頼に応えられるよう、新たにリフレクティングチームとして加わってくださる方を募集するために、リフレクティングを学ぶ講座を9月から12月にかけて開催します。
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「私たちは、リフレクティングで何を大事にしたいと思っているんだろう?」
「話し手に寄り添う(ともにある)会話を展開していくためには、どんな会話の仕方があるだろうか?」
「リフレクティングをきちんとふりかえるためにはどうしたらいいんだろう?」
話し手に寄り添ったオープンダイアローグ を実践していくためには、これらの問いはとても重要だと思います。
皆さんが考えているリフレクティングについて、共に学び合い、考えをわかちあい、対話を重ねていくことで、ひとりひとりが「自分にとってのリフレクティング」を考えていくための講座にしたいと思います。
よかったら、一緒にリフレクティングチームメンバーとして、「即時対応」のオープンダイアローグを支えていただけないでしょうか?
また、リフレクティングについて学びたい方も歓迎します。一緒にリフレクティングについて探求したい方、是非ご参加ください。
受講対象者
・来年1月から、即時対応ODに参加したいと考えておられる方
・ご自身の現場などで、オープンダイアローグ に取り組んでいる方
・今後、支援現場などでオープンダイアローグ に取り組んでいきたい方
※リフレクティングチームへの登録のご案内は講座終了後になります。登録は任意ですので、必ずしもチームに参加する必要はありません。
※初めてオープンダイアローグ やリフレクティングについて学ぶ方は、「ふらっとCafe」「FLATと学ぶオープンダイアローグ のはじめかた」などの講座がおすすめです。
※この講座では、オープンダイアローグ におけるリフレクティングを中心に学びますが、トム・アンデルセンのリフレクティングも参照します。
予定プログラム
1日目:オープニング、長めのチェックイン、オープンダイアローグ ・リフレクティングについて対話する
2日目:聴く、話すについて対話する
3日目:在り方について対話する 、ふりかえりの仕方について考える
4日目:60分のオープンダイアローグ 体験、ふりかえり
5日目:場づくり(チーム) について対話する、これまでの学びをふりかえる、 即時対応ODや今後についての説明など
ぺんぎんCafeのしくみ
①FLATにオープンダイアローグ の依頼がある(peatix)
②依頼者と日程調整
③リフレクティングチームに呼びかけ、メンバーを決定
④実際にオープンダイアローグ を行う
ぺんぎんCafeで は、FLATメンバー2〜3 名+リフレクティングチームメンバー2名+話し手(依頼者) で構成されています。
開催概要
日時
9月13日(水)、10月11日(水)、10月25日(水)、11月8日(水)、12月6日(水)
全5回 すべて19時半〜22時
※メンテナンス・ミーティング(雑談やフリートーク)も9月27日(水)と11月22日(水)20時〜21時半に設定しています。参加は任意(自由)です。
参加費
1万円 (5回分)
※ワークが中心となりますので、アーカイブ(録画記録)は残しません。耳だけの参加もできませんのでご了承ください。
※リフレクティングチームメンバーへの登録は任意です。 講座終了後に決めて頂いて構いません。
定員
定員30名
※先着順となります。定員に達し次第、 受付を締め切らせて頂きます。
参加方法
zoomを利用します。
主催・協力
主催:オープンダイアローグ・アプローチ研究会FLAT
協力:ナラティヴ・カウンセリングファーム・スペース(https://counseling.collabojp.com/)
問合せ先
オープンダイアローグ・アプローチ研究会FLAT