開催趣旨

「オープンダイアローグを基礎からしっかり学びたい!」
そんなニーズにお応えするために、半年間かけてオープンダイアローグをじっくり学ぶ講座を企画いたしました。

様々な勉強会がある中で、改めてオープンダイアローグとはなんなのか、『はじめてのオープンダイアローグ』の共著者である白木孝二さんをお迎えし、白木さんがフィンランド視察や様々な文献から考えているオープンダイアローグについて、しっかり学ぶ場をつくりました。

基礎知識編では、改めて「フィンランドにおけるオープンダイアローグ」や「対話実践」において大切な姿勢や考え方について学んでいきます。それらを踏まえたうえで、日本ではどんなふうに実践できるのか、白木さんからの講義のあと、FLATによる深掘りやチャット欄などを拾っての質疑応答の時間も設け、考えていきたいと思っています。
フィンランドではオープンダイアローグだけでなく、アーリーダイアローグ(ED)という対話の形も現場に応じて活用されています。オープンダイアローグだけでなく、その周辺にあるもの(EDやPTMFなど)も学んでいく内容となっております。
様々な現場で対話実践をしようとしている方に、ぜひご参加いただきたい内容です。 

アーカイブもありますので、ご自身のペースで学んでいくことが可能です。
ぜひお気軽にご参加ください。

プログラム内容

10月14日(火)オープンダイアローグ①~フィンランドでの取り組み~
11月11日(火)オープンダイアローグ②~対話実践のために~
12月9日(火)PTMFとダイアローグ~どのように聴くのか~
1月13日(火)リフレクティング①~安心して話してもらうための工夫~
2月10日(火)リフレクティング②~応答するときに大切にすること~
3月10日(火)アーリーダイアローグ~ミーティングに招き入れるために~

※アーカイブ(録画記録)を残しますので、当日のご参加が難しい方も後日視聴が可能です

開催概要

【開催日時】
第2火曜夜20時~22時(アーカイブあり)+ 放課後タイム20分(アーカイブなし)
10月14日(火)・11月11日(火)・12月9日(火)・1月13日(火)・2月10日(火)・3月10日(火)

※放課後タイムの参加は自由となっております。白木さんを囲んでアフタートークをする予定です。

【定員】300名

【参加費】
応援チケット:11,000円
一般チケット:8,800円
当事者・当事者家族・学生:4,400円
 
※単回でのご参加の申込は行っておりません。予めご了承ください。
※「当事者」は病気の診断を受けている必要はありません。生きづらさの当事者、などご自身で判断して頂いて大丈夫です。
※「応援チケット」は、金銭的理由により講座に参加できない人を減らすために設けた「当事者チケット」を応援するため、またFLATの活動を応援するためのチケットとなっております。応援していただけると大変嬉しいです。

【参加方法】オンラインツールzoomを利用します

【申込先】https://odlectures2025.peatix.com/

※実践練習編(基礎知識編+ワーク)に申込まれたい方はこちら:
https://odshirakizemi2025.peatix.com/
実践練習編は満席になりました

【主催・お問合せ】
一般社団法人オープンダイアローグ・アプローチ研究会FLAT

講師プロフィール

白木孝二(しらきこうじ)さん
Nagoya Connect & Share 代表
RDI®️Program Certified Consultant  臨床心理士
論文・著書(分担執筆)に「オープンダイアローグの対話実践、そして援助者の在り方について」『精神看護』 2015.11 医学書院
「開かれた対話―セラピストのあり方」『臨床心理学』 第15巻5号2016.09 金剛出版
「ダイアローグ実践の哲学と臨床姿勢」『オープンダイアローグ 実践システムと精神医療』 石原、斎藤 編2022 東京大学出版会
訳書(共訳)に『精神科診断に代わるアプローチ PTMF』 L・ジョンストン、M・ボイル著 石原/白木/辻井/西村/松本 訳 2023 北大路書房、『サイコーシスのためのオープンダイアローグ』N・パットマン、B・マーティンデール編 石原孝二編訳 2023 北大路書房