オープンダイアローグ未来会議2025inTOKYO(対面+オンライン)

オープンダイアローグが日本に紹介されて10年。
オープンダイアローグへの認知度が高まりつつある一方で、「オープンダイアローグを受けたくても受けられない」方が多くいる状況も続いているように思います。オープンダイアローグを必要としている人がたくさんいるにもかかわらず、なかなかそのニーズを満たすことができていない現状にもどかしさと残念さを感じています。
FLATは「いつでも、誰でも、気軽にオープンダイアローグを」を実現できている世界を夢見ています。
それは、わたしたちの団体だけでは叶えることができません。
きっとすぐに実現できるようなものでもないでしょう。
けれども、5年後10年後の未来にどんな社会をつくりたいのかを考えたとき、
“いろんな場所で対話実践する人を増やしたい”と心から願っています。
この未来会議というイベントは、よりよい未来に向かってわたしたちがさらなる一歩を踏み出せるようなイベントになればと思い企画しました。
このイベントでは「オープンダイアローグ」に限らず、大事にしている背景哲学が近しいところにある「リフレクティング」や「ナラティヴ・セラピー」の方々にも集まっていただき、それぞれのアプローチが大事にしていることをわかちあい、どんなふうにそれを現場で実践しているのか、これからやろうとしていることや様々な支援の可能性について考えたいと思います。(1日目ポリフォニートーク)
見たこともないものを、実践することは難しい。
だからこそ、ライブセッションという形で、リアルな対話を実感するような時間を組み込んでいます。(1日目ライブセッション)
そして、今FLATが心配していることを拾い上げ、オープンダイアローグやナラティヴセラピーの方々に同席してもらい、
多職種連携のやり方のひとつでもあるフィンランド発の「未来語りのダイアローグ」を行います。(2日目未来語りのダイアローグ)
「リフレクティング」を確立したノルウェー精神科医トム・アンデルセンは、
「ネットワークは出会いの場だ。そこでは物事が自ずと生じる。ー中略ー
それで、僕はきっと人々がお互いに出会えるように、彼らが出会うべき面白いことに出会えるようにしたんだ。そう。
僕らは人々が出会えるような面白い何かを見つけなきゃいけない。それに、それが心地よく、愉快にできるように」
(Anderson&Jensen,2007)『トム・アンデルセン会話哲学の軌跡』p70より
と話していました。実際につながる機会をつくることで、よりよい未来に向けての推進力となればと願っています。
これからの対話実践の未来について、一緒に考えませんか?
たくさんのご参加お待ちしております。
《お申込先》
現地参加:https://odmirai2025.peatix.com/
オンライン参加:https://online-odmirai2025.peatix.com
