【対話の助けになる連続講座】5/17「対話と暴力」+5/25「PTMFの基本的問い」

5月17日(土)と5月25日(日)の2回にわたり、「対話の助けになる連続講座」としてオンライン講座を開催します。

初回は原宿カウンセリングセンター所長・田中ひな子さんをお招きし、「対話と暴力〜対話で傷つけないために、暴力について知っておこう〜」というテーマでお話していただきます。
一見、対話とは反対の話のようですが、暴力について知っておくこと、暴力を受けるとどんなふうに人は反応するのかについて知っておくことは、対話の場において困りごとを抱えた方の話を聴くときにも役立つと思います。
また、すべての人にとっても、暴力とはどういうことなのか知っておくことで、自分自身の尊厳が傷つけられたとき、いち早く気づくことができると思います。
困りごとを抱えた方の背景に何があるのか、どんなふうに聴くことができるのか学ぶ時間にしたいと思います。


続く白木孝二さん「PTMFの基本的問い:支援者の内的ダイアローグとして」では、医学モデルにとらわれない新しいアプローチであるPTMFを学ぶことで、病気に対する新しい考え方を学んでいきます。
PTMFでは、ネガティブなパワーの働きが、脅威(逆境体験、ストレス、トラウマなど)となり意味を伴った時に、自分を守る対応・方策として「脅威への反応」が生ずる、そして精神科的な問題(診断)は、「脅威への反応」として捉えられる、という考え方をします。
精神症状はクライシスに対するサバイバル戦略として採られた自分自身を守るためのものなのだ、という考え方や、PTMFの問いについて学ぶことで、ダイアローグの場だけでなく支援の現場にも活かすことができると思います。

お申込先:
https://dialogue-assault-ptmf.peatix.com